2008年2月20日
「釜揚げうどん」 道頓堀 今井 vs 讃岐麺房 すずめ
老舗の味...道頓堀 今井 vs 平成の逸品...讃岐麺房 すずめ
■老舗の味...道頓堀 今井 / 優雅さ裏切る力強いボリューム
時代の流れで訪れる度に表情を変える道頓堀のど真ん中に、風情のあるたたずまいをみせる昭和21年創業の今井。200年前に芝居小屋を開業、楽器店となった時期もある。
ミナミらしい華やかさと、和食さながらの季節感を加味した多彩なメニュー展開で、この季節は湯葉釜揚げが人気だ。
大きな急須のような器は、ふたを取るとそれがだしを入れる皿となるしゃれたデザイン。だしを注ぐと、だしの命ともなる北海道産の天然昆布の甘いにおい、そして釜揚げ用に使われるメジカ節やさば節が利いたふくよかな香りがふわりと立ち上がる。うどんによくだしがからむようにと、釜揚げ用にやや濃いめに調整。
大阪うどんは「もちもち感」が肝心。そのためには「打ち方もそうですが粉にも昔からこだわっています」と総料理長の山本直人さん。
乳白色の湯葉にきぬさやとユズが色鮮やか。見た目は優雅だが、濃厚な湯葉とかなりのボリュームで、想像を裏切る力強い一品だ。うどんを逸品に昇華する老舗ならではの冬の味は、心までほっこりと温めてくれる。
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道頓堀 今井 大阪市中央区道頓堀1の7の22 TEL06・6211・0319 営業時間11~22時 水曜休み 全席禁煙(4階のみ15時ごろから喫煙可能、込み具合により時間変更有り) 湯葉釜揚げうどん1050円、釜揚うどん893円、きつねうどん735円、鴨なんばうどん1050円 酒類や一品ものも充実
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■平成の逸品...讃岐麺房 すずめ / たぎる大釜 コシも価格も本場級
ここ2~3年で急増した神戸の讃岐うどん処。中でも平成12年開店以降、着実にファンを増やし、連日行列をつくる店が三宮の少し東にある。
カウンターに座ると目に飛び込むのは、風呂かと見まごう大きな釜だ。
うどん屋でのアルバイトがきっかけで、数年後には本場、香川で名店と言われる「山田家」に弟子入り。6年の修業を積んだ店主の村山幸良さんが、季節による粉や塩の配合、そして麺の状態を見極めて、麺を湯がくこと約15~16分。目の前でまさに釜揚げされるうどんは、熱々をすすると喉ごしがつるつると実に滑らか。讃岐うどんの命ともいえるコシは、このあたたかい麺でもしっかりと感じられるほど。麺につけるだしは、カツオと昆布に、讃岐うどん特有のイリコが利いている。
毎朝6時前には麺を練り始め、10時過ぎから昼のピーク分の麺だけのばす。夕方4時半になると夜の麺を再びのばし始めるが、それでも足りない日もある。合間に仕込まれたおでんにも店主の気持ちが"しゅん"でいる。
かけうどんは280円と、香川価格の延長だ。
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讃岐麺房 すずめ 神戸市中央区雲井通4の1の23 TEL078・251・1319 営業時間11~14時、17時~20時 土曜休み 禁煙席無し 釜あげうどん480円、13時までは揚げおきの天ぷら(売切次第終了)と、おでんがセルフサービスでひとつ100円 13時以降は揚げたての天ぷらが注文可能 大盛り(うどん)は100円プラス
(2008年2月20日 17:12)
Category:老舗の味vs平成の逸品
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