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「GOKOKU」北摂純生生乳ロール(本店・大阪府吹田市江坂町)

 

推薦人…たこ焼き店「ゆうこちゃん」武田幸枝さん

 ■「体に優しいケーキは心にも優しい」

 「ケーキに対するイメージが変わりました。体に優しいケーキは心にも優しい」。大阪府池田市の阪急石橋駅前のたこ焼き店「ゆうこちゃん」で、新しい生地の味を追求し続けている武田幸枝さん(63)の一押しが、ロールケーキ専門店「GOKOKU」(本店・大阪府吹田市江坂町)の北摂純生生乳ロールだ。

 同店では有機栽培の発芽玄米やもち玄米、雑穀などを使用し、体に優しいヘルシーなロールケーキを作っている。それは“ロールケーキ戦争”とも言われるほど競争が激しくなっている業界の中でもひときわ注目を浴び、江坂店では休日に約800本売れるという。

 食の安全や健康に対する志向の高まりもあって、「有機」の2文字は関心度を増しているが、有機栽培の素材や穀物でおいしいケーキを作るためには、多くの壁を乗り越える必要がある。

 例えば、使用する有機のハチミツは、一般に使われるハチミツと比べ、風味や甘さが控えめだ。しかし、ロールケーキを食べたときに、「おいしい」と感じてもらうためには甘さが不可欠で、他の素材でそれを引き出す必要がある。

 「『体にいい』と『おいしい』を両立させるのは本当に難しい。食べたときに全体のバランスがとれるように、試行錯誤を繰り返して作ります」。こう語ったのは、筆頭パティシエの上見一さん(45)。ケーキの試食を繰り返すなかで素材の量や糖度などを見直し、その集大成として1つのロールケーキができあがるという。

 北摂純生生乳ロールを含め常時10種類以上のロールケーキを取りそろえるほか、季節ごとに社員がアイデアを出し合って作る季節限定のロールケーキも。工場直売店では、ケーキを販売している場所から、パティシエのケーキ作りの様子を見ることもでき、「子供たちが見ていると、張り切ってしまいます」と上見さん。

 本店の江坂店を平成19年7月にオープンさせてからまだ1年足らずだが、すでに大阪の北摂地域に4店を開店し、5月26日には「吹田店」もオープン予定という。

 「安全・安心」を求める客の心をつかんだ「日本人に合う洋菓子」は今、“北摂ブランド”の地位を確立させつつある。

                                 ◇

GOKOKU 洋菓子の製造・販売会社「スイーツデザインラボ」が立ち上げた、ロールケーキ専門店。1号店の江坂店(TEL06・6337・0023)は、地下鉄御堂筋線江坂駅から徒歩6分。北摂純生生乳ロールは1本1150円(ハーフ650円)で、蔵王チーズのスフレロール(1本1450円)や宮古島産雪塩のクレープロール(1本1150円)など、国産の素材にこだわったロールケーキも人気。営業時間は10~20時で年中無休。

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