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「ぶっかけうどん」 つるてん西店 vs 梅田はがくれ本店

■老舗の味...つるてん西店 / もっちり麺にたっぷりの具

 30年ほど前、まかないで麺に具材をのせ、つけだしをかけて食べていたのを「ぶっかけ」と称したのがはじまりだとか。同じ元町商店街内の「つるてん生楽」から、のれん分けにより赤野俊行さんが独立したのが昭和52年。2年ほど前から「つるてん生楽」はそばを中心にリニューアルし、「つるてん西店」では創業当時から変わらないだしと、多彩なメニューを守り続けている。

 そばはどちらでも食べられるが、ぶっかけうどんは西店のみ。麺を覆い尽くすたっぷりの具材にまず驚く。香ばしいサクサクの天かす、大量の大根おろし、香りの良い花鰹、ノリに青ネギ、ショウガに全卵。やや甘めでカツオが利いただしを注ぎ、土手を崩すように、少しずつ具をうどんに絡めて食べる。もっちりした麺と具と卵の競演は、まるで丼のように絶妙に混じり合い、思わず箸で掻きこんでしまいそうになる。好みでかける七味も合う。

 うどんにも付くそば湯で、具のうまみが沁みただしを割る。残りの一滴まで味わい尽くしたい。

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つるてん西店 神戸市中央区元町通5の7の12 TEL078・382・0315 営業時間11~20時半 木曜休み 禁煙席なし テーブル68席 2階もある。ぶっかけうどん700円(温もあり)、ぶっかけそば同 大盛りは800円

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■平成の逸品...梅田はがくれ本店 / 一口ごとに変わる味わい

 イカの刺し身より繊細とも称される、きりりと輝く艶と強いコシで人気のうどん専門店。「麺の打ち方は共通してるけど、讃岐うどんをうたったことはないんです」と店主の天谷雅之さん。特製しょう油で食べる生じょうゆが名物だが、ぶっかけも人気を二分する逸品だ。

 見た目にもおいしい華やかな具は、色鮮やかな錦糸卵、食感の良い山菜、甘辛いシイタケ、辛みを添えるカイワレ、花鰹、風味の良いかまぼこ、わさびに濃厚な卵黄。

 食べ方は好みだが、お薦めを聞いてみた。まず真ん中の黄身をつぶして、うどんは2~3本を少しずつ持ち上げる。そして具材は崩さずに、1種ずつ順に合わせるのがコツだそう。一口ごとに、まるで風景が変わるかのように、味わいも変わる繊細な味だ。

 平成元年創業。カウンターのみの店内で、厨房(ちゅうぼう)では始終麺を練ったり延ばしたり忙しい。常に湯がきたてを出すため、麺のロスも少なくない。いらちの多い大阪人が黙って行列を作る、希有(けう)な店だ。

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梅田はがくれ本店 大阪市北区梅田1の1大阪駅前第3ビル地下2階 TEL06・6341・1409 営業時間11~14時45分 17~19時45分(土曜・祝日11~14時半) ただし麺が売り切れしだい終了 日曜休み カウンターのみ14席 全席禁煙 ぶっかけ750円(1玉)、1.5玉は800円

ぶっかけうどん 老舗の味...つるてん西店 vs 平成の逸品...梅田はがくれ本店

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