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チーズケーキ - 「アルトロシエスタ」(和歌山市田中町)

チーズ知り尽くした技と地元の絶品素材の出合い

 ≪推薦人 オーセンティックバー「THE BARMAN」マスター 森田泰史さん「ほっとする味わい、売り切れ注意」≫

 和歌山市の歓楽街、新内(あろち)からほど近い同市田中町のオーセンティックバー「THE BARMAN」のマスター、森田泰史さん(34)のイチ押しは、店からほど近い洋菓子店「アルトロシエスタ」だ。

 「インターネットの楽天市場で、半年間も1位だったDVD『ビリーズブートキャンプ』を引きずりおろした伝説もあります。ほっとするチーズケーキで、売り切れるときもあるほど」。さっそく、JR和歌山駅からほど近い同店へ。近隣の中学校から、にぎやかな歓声が響く路地の一角。同店の前には県外ナンバーの車も止まり、店内は若い女性や家族連れを中心ににぎわっている。

 「隣接するパスタ店『シエスタ』のデザートメニューとして、ケーキを作っていたのがはじまり。ケーキ店として展開することになり、パスタの経験からチーズケーキをメーンにとスタッフ全員で決めたんです」と、3年前の開店のいきさつを語る山添利也社長(33)。

 そのままでは食べづらいリコッタ、生地に溶けにくいパルミジャーノなど、特徴を持つイタリア産チーズ3種類を使用。イタリアで3年間修業をしたスタッフの助言もあり、パスタ作りの経験を生かした。

 そして「何よりも地元の素材なんです」と山添社長。チーズに混ぜるカスタードやメレンゲの材料となる卵は生石高原(和歌山県紀美野町)の「庭さきたまご」。木村牧場(同県かつらぎ町)の低温殺菌処理の濃厚な牛乳に、隠し味としてミカン花ハチミツ(同紀美野町産)も使用する。

 ミカンの花以外のみつをハチが集める前に採集するミカン花ハチミツは、1年で5月中旬の10日間しか採集できないほど貴重。ミカン特有の甘くすっきりとした味がカスタードの濃厚な味を抑え、絶妙のバランスを醸し出している。

 チーズケーキは長さ約16センチ、幅約8センチ、厚さ約4センチ。オレンジ色の表面がクリーム色の生地を包み、甘く濃厚な香りがする。「山がまるまるミカン畑で覆われてる場所がある、和歌山だから出せる味です」。和歌山の自然が生んだスイーツは、まさに逸品だ。(河崎孝志)

 アルトロシエスタ 和歌山市田中町2丁目18の1。JR和歌山駅から徒歩10分。 TEL073・425・1620 シエスタチーズケーキは店頭販売で1575円。インターネット販売は2480円(送料込み)。他にも約35種類のケーキなどを店頭で販売。営業時間は10~19時。定休日なし。

 

 

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