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職員の職務外講演容認 大阪府、月内にも倫理基準改正

 大阪府の橋下徹知事は31日の定例会見で、「職員の職務外での講演活動を広く認める。能力がある職員は外で活躍して収入を増やしてほしい」と話し、講演活動で謝礼を得ることを認める意向を示した。府職員の講演活動について、府は倫理基準で、府から許認可を受けている団体など利害関係者から謝礼を受け取ることを禁止し、利害関係者以外からも自主規制している。府は11月中にも倫理基準を改正し、職務外の講演活動で謝礼を得ることができるようにする方針。
 
 府によると、医師や研究者などの職員に対し、講演依頼があるものの、倫理基準で謝礼の受け取りが禁止されていることなどから断るケースが多いという。橋下知事は会見で、「職員モチベーション向上などの観点から能力を活用して(講演活動で)稼いでほしい」とした。

 今後、謝礼額の上限など一定の条件を定めたうえ、謝礼を伴う講演活動ができるよう制度設計する。ただ、連続で複数回行う講演活動については、公務員の兼業を禁止した地方公務員法に抵触するため引き続き禁止される。

 また、橋下知事は、課長級以上の職員の民間企業などへの再就職を調整する「府退職予定者人材バンク」を11月1日から設置することを明らかにした。

 一方、府の平成21年度税収見込みが、20年度より1000億円以上落ち込む見通しが明らかになったことを受け、橋下知事は「基本は財政規律の堅持。すぐに借金などに頼るのではなく、財政規律を守ったうえでどれくらい住民サービスに切り込むか議会を通じて決めたい」と話し、減収分については歳出削減で穴埋めする方針を示した。
 

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