2009年4月 7日
【立志庵の人々】野口大悟さんの巻
大阪産業創造館(大阪市中央区)にある、
起業支援スペース「立志庵」にお邪魔したのは、
まだまだコートが離せない2月17日でした。
同スペースは起業準備活動の拠点として、
専門家によるサポートなどを提供し、
さまざまな起業家を応援しています。
僕は11月から入居していた4人の起業家に会ってお話をうかがいました―。
入居期間は最長6ヵ月。
ということは…。
もう4月となり、立志庵を事実上出られた方、
まもなく新しい拠点に移る方などがおられます。
このコーナーでは折々に、
みなさんの姿を紹介していく予定です。
その前に、
取材時点でうかがったお話を中心に、
紹介します。
(ずいぶん遅くなってすみません)
というわけで、
まず今回は、
株式会社エブリペット
代表取締役の野口大悟さん(35)=写真=です。
福岡県のご出身で、
時代劇役者にあこがれて、
養成所に願書を出したこともあるそうですが、
「バク転ができない」と履歴書に正直に書いたせいか、
どうか…。
面接にすすむ前に書類選考で落とされた、
というようなことを楽しくかつエネルギッシュに語ってくれました。
それはさておき、
「エブリペット」は、
人とペットが快適に幸せに生活していくための環境づくりをめざす会社です。
「住・環境・教育」に関わるペットビジネスにオールラウンドに対応していて、
具体的には、
ペットとの共生が快適にできるマンションのプロデュース事業や、
ペット産業への参入を考えている企業へのアドバイスなどをされます。
時代劇役者を目指したこともある人物がなぜ、
ペットに関わる起業をしたのでしょうか。
野口さんによると―。
「小さいころから、
ネコやヘビ、モルモットなどを飼ってたり、
昆虫標本をたくさん作ったり、
動物は好きだったんです。
昆虫博士になりたいと思っていたときもありました。
そんなこともあって、
高校を卒業してから、
福岡でイルカのトレーナーを養成する学校に入ったんです。
獣医にもあこがれたんですけど、
ちょっと成績のほうが…」
そんな学生時代、
同級生4人と動物園にアルバイトに行ったところ、
他の3人は動物の世話をする仕事を任されたのに、
野口さんは元気がいい、
ということもあったのか、
「僕だけ客呼びと受付係でした」
もともと人と接することも好きだというわけで、
卒業後は、
ペットや動物と接する専門家を育てる学校側で働き、
人を送りだす側に回ったのだという。
「でも、
そちらに身を置いてみると、
ペット業界の環境がよいとはいえない実態が見えてきたんです。
ペットショップの従業員の給与面の待遇も『それはないやろ』というところもあって」
さらに、
独立したい、という気持ちは
「心のどこかにあった」といい、
ペット業界の環境改善にも貢献したいという思いで、
一念発起!
昨年、退職し今年1月に会社を設立した。
大阪との縁は平成11年に転勤してきたことから生まれ、ネットワークも構築してきた。
昨年春には長女も生まれたそうだ。
現在、
厳しい不況にさらされているが、
野口さんは、
「ペットへの注目と支出は不況に強いといわれます。
不景気だからこそチャンスなんです」と、
明るく、
力強く語った。
(2009年4月 7日 17:00)
Category:[実験ブログ]“起業”を学ぶ
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