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新井 4安打大暴れ 「特打」の成果 トラ5割復帰

(阪神―横浜)阪神は七回一死満塁で新井が左翼線に勝ち越しの2点適時二塁打を放つ(恵守乾撮影)阪神 8―4 横浜 (倉敷マスカットスタジアム )

 新井がようやく、長いトンネルから抜け出した。12日の巨人戦以来12試合ぶりとなる今季2度目の猛打賞(4安打)。これまでのうっぷんを晴らすかのような暴れっぷりだった。

 4―4の七回一死満塁、新井の打球は左翼線への強烈なライナー。この日4本目の安打は、決勝の2点適時二塁打となった。「力まないように打席に入りました。自分では(24日からの)広島戦のあたりからいいんじゃないか、という感覚はありました」

 オープン戦中盤から右前腕を痛めて長期離脱。「練習で追い込んで開幕を迎えるタイプ」(新井)だけに不安を抱えたまま本番へ。それが的中した。だからシーズンに入ってからも“キャンプ”のようなイメージで室内練習場で打ち込んだ。

 だが、その効果はすぐには出なかった。先週の中日3連戦(21日~23日)は無安打。新井はプライドを捨て、報道陣や開門と同時に来場した観客も見守るなかで真弓監督から連日、打撃指導をうけた。その成果が、ついに現れた。

 和田打撃コーチは「これまで彼は、大きいのを打とうと意識しすぎた。きょうの4本目もいい当たりだったが、(三回の)右翼フェンス直撃の当たりでもう大丈夫と思ったよ」と太鼓判をおす。

 新井の活躍で勝率5割に復帰した。ようやく万全な状態でそろったクリーンアップを軸に、次は独走する巨人を追う番だ。

(三木建次)

【写真説明】(阪神―横浜)阪神は七回一死満塁で新井が左翼線に勝ち越しの2点適時二塁打を放つ(恵守乾撮影)
 

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