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安藤 完封逃し「情けない」

完投で3勝目を挙げた安藤

 完投で3勝目を挙げた安藤だが、お立ち台でも一切笑顔はなかった。「情けないです」。調子が悪い中、再三先頭打者を出しながらも要所を締め、八回まで無失点と粘り強い投球を見せていた。

 だが九回、完封を意識してしまった。一死から連打を許すと、なおも二死一、二塁で石原には四球。二死満塁で赤松に二遊間へ打球をはじき返された。二塁手の大和が懸命に体に当てるも内野安打となり、三走の栗原は生還。「いい投球をしていたね」と真弓監督はたたえたが、安藤は「野手が点を取って助けてくれ、狩野もうまくリードしてくれた。だからこそ完封しないといけなかったのに」。

 普段はあまり喜怒哀楽を出さない右腕。エースの責任を果たしながらも、2006年9月以来のプロ2度目の快挙となるはずだった完封を逃した悔しさをあらわにした。 (嶋田知加子)

【写真説明】完投で3勝目を挙げた安藤(安部光翁撮影)

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