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昼休み時間取引 大証が実施意欲 ジャスダック・ヘラクレス統合

ジャスダックとヘラクレスの統合新興市場で昼休み時間帯の取引実施に意欲をみせる大阪証券取引所の米田道生社長=大阪市中央区の大阪証券取引所(佐藤安律撮影) 大阪証券取引所の米田道生社長は15日の定例会見で、来年秋の開設を目指すジャスダックとヘラクレスの統合新興市場で昼休み時間帯に取引を実施することに強い意欲を示した。大証が10月下旬に公表する統合新興市場の“青写真”に盛り込まれる可能性が高い。また大証は、今月24日にジャスダック証券取引所の残りの発行済み株式を日本証券業協会などからすべて買い取り、完全子会社化すると正式発表した。

 大証の現物株式の取引時間帯は前場が午前9~11時、後場が午後0時半~3時10分。ジャスダックとヘラクレスの統合新興市場のあり方については有識者委員会が6月下旬に報告書を提出しており、この中に昼休み時間と夜間の取引実施の検討が入っている。

 しかし、大証幹部は「夜間の取引は、社員の負担が大きくなることを嫌う証券会社の反対が強い」と指摘しており、大証は昼休み時間帯の取引実施に優先的に取り組む可能性が高い。米田社長は会見で「市場の魅力づけには取引時間の延長が入る。ただ大証1、2部は東京証券取引所と合わせる制約がある」と述べた。

 一方、完全子会社化では、大証はすでに76・1%のジャスダック株を保有しているが、残りの23・9%分を日証協と証券会社8社から16億7300万円で24日にすべて買い取る。米田社長は「経営に責任を持ち、組織を一本化して市場を統合していくためのステップだ」と述べた。

【写真説明】ジャスダックとヘラクレスの統合新興市場で昼休み時間帯の取引実施に意欲をみせる大阪証券取引所の米田道生社長=大阪市中央区の大阪証券取引所(佐藤安律撮影)
 

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