2009年10月15日
内定学生の声集め便利な就活文具開発 コクヨが大学生協などで販売へ
“就活文具”で内定ゲット-。コクヨS&T(大阪市東成区)は、就職活動を控えた学生をターゲットに、利便性の高い文具シリーズ「就活スタイル」を25日から発売する。企業から内定を得た大学生約400人を対象にしたアンケートを基に、企業訪問や会社説明会などで使いやすい機能を盛り込んでおり、大学3年生が就職活動を本格化する10月からの市場投入で需要拡大を狙う。
発売するのはノートやファイルなど3種類。ノートやライティングホルダーは、企業説明会で机がない場合を想定し、手に持った状態でもメモが取りやすいように、表紙に通常よりも硬い材質を使用したほか、履歴書などを折り曲げずに保存できるポケットなどを設けた。
また、就活ファイルは企業ごとに4つのポケットに書類を分けて保存できるとともに、内側のファイルは外から見えないように色つきとするなど、実際の就職活動を通じ、学生が「あったら便利」と考えた機能を持たせた。
大学生活協同組合やインターネット通販などを中心に販売予定。就活関連のスーツやカバンなどの売り場で、今回の就活文具を併せて販売するなど、新たな販路も開拓するほか、インターネット上の就活専門サイトと連携した販売も検討している。
平成21年3月期の大学卒業者は約54万人で、大卒以外も含めると、就活文具市場は「50万人規模のマーケットがある」(井上恭史・コクヨS&T常務執行役員)。ただ、スーツやバッグなどの就活用商品と同様に「汎用品と異なる特殊な仕様の商品が求められる傾向がある。学生が本来の力を出し切れるよう、文具でサポートする」(井上氏)といい、年間約1億円の売り上げを見込む。
【写真説明】コクヨが発売する具シリーズ「就活スタイル」。内定を受けた大学生の声を参考に就職戦線で役立つ機能を盛り込んだ
(2009年10月15日 09:22)
Category:経済
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