2009年12月21日
【産創館レポート】「色の力」がヘアカラーを身近にする
「ヘアカラーリスト」という言葉をご存じでしょうか?ヘアカラーの専門的な知識・技術を身につけた美容師のことです。
カラダック(大阪市福島区)の福岡宏信社長はヘアカラーリスト育成の専門家。イギリスのサロンでの勤務経験を生かし、帰国後、大手ヘアカラーメーカーで人材育成の講師として活躍していた福岡氏は、より多くのヘアカラーリストを育てようと独立を決意。2008年9月に会社を設立しました。
社名のカラダックとは、COLOUR(色)とEDUC(育てる、伝える)を組み合わせた造語。一人ひとりが持っている色の力を育てるという思いを込めました。
ヘアカラーリストが身につけるべき技術は数多くあります。薬剤に合わせた取り扱い方法、髪を傷めにくい塗布技術、お客さまに似合うカラーの見つけ方と提案の仕方…と当たり前のようですが、忙しい美容師がそういった技術を身につける機会は意外に少ないものです。
そこで、福岡社長は美容師が楽しんで身につけられるよう、グループワークやプレゼンをふんだんに取り入れた教育システムを考案。柔らかな語り口に引き込まれるのか、慣れない研修で緊張している参加者も、時間がたつにつれ、積極的に発言するようになっていきます。
最初は知人のサロンでのセミナーを開催していましたが、口コミで評判が広がっていき、今では関西だけでなく九州からのオファーがあるほど。これまでに約1万人の美容師や美容学生を指導しています。
良い技術を持ったヘアカラーリストが増えれば、もっとたくさんの人にヘアカラーを楽しんでもらえるはず。そんな思いを持つ福岡社長は、多くのヘアカラーリストを育成できるように今後は教育ツールの開発にも力を入れていく予定です。
将来的には、美容師以外の人にもヘアカラーを身近に感じてもらえる活動にも取り組んでいきたいと考えています。
(大阪産業創造館プランナー下野麻佐子)
(2009年12月21日 08:36)
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