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京大教授「出前授業」 イネの不思議を講義 ノートルダム学院小

第1回の「博士の出前授業」で、イネの品種改良について学ぶ児童ら

 小中学生の深刻な理科離れを改善しようと、京都大学大学院農学研究科の谷坂隆俊教授(植物育種学)が22日、「イネの品種改良」をテーマにノートルダム学院小学校(京都市左京区)の5年生計39人に授業をした。

 大学の研究者が月替わりで小中学校に出向き、児童らに授業を通じて研究の楽しさを知ってもらおうと、「博士の出前授業」と銘打ち、産経新聞が企画した。

 1回目となる今回の授業で谷坂教授は、「現代のイネは人類が品種改良を繰り返して作り上げた芸術作品といえます」などと説明。約1万5千年前の姿をとどめる野生のイネを教室に持ち込み紹介したほか、収量が倍増するといわれる稲穂が垂れない直立型のイネや、失明を予防するためにビタミンAの元が入っている黄色の米など品種改良技術も披露した。

 児童らは「品種改良には、どれほどの時間がかかりますか」などと積極的に質問。谷坂教授は「10〜15年かかります」と答え、「時間がかかるからこそ研究に力を入れなければならない。日本は食糧の自給率が低いことに危機感を抱いています」と話した。

 授業を受けた楠本理久君(10)は「品種改良がこんなにすごい技術とは知らなかった。科学にさらに興味がでました」と話した。

【写真説明】第1回の「博士の出前授業」で、イネの品種改良について学ぶ児童ら=京都市左京区のノートルダム学院小学校(柿平博文撮影)

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