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PMM・小柳誠司社長 中東でも「あったらいいな」を提供

PMM、小柳誠司社長 パナソニックの中東、アフリカ地域の販売を担うパナソニックマーケティングミドルイースト(PMM)の小柳誠司社長=写真=に中東での販売方針を聞いた。(阿部佐知子)

 --中東地域の景気、市場の見通しは

 「ドバイショックが騒がれたが、景気は回復している。売り上げも前年の150%近い国もある。同時多発テロ事件以降、中東のお金がアメリカに流れなくなり、中東内の経済成長はめざましい。今後も市場として期待できる」

 --どんな商品が売れ筋か

 「富裕層向けに2007~09年にかけて、103インチの大型テレビを集中的に販売した結果、米州や欧州全体に次ぐ売り上げ台数となった。海外ではどの地域も売り上げの半数を占めるのはテレビだが、中東では4分の1程度。幅広い商品群で支持されている」

 --ライバルとの戦い方は

 「中東諸国は地場の製造業がなく、車や電化製品などは、ほとんど輸入に頼っている。日本製品の人気が高く、ユニークな宣伝活動として、日本の祭りとアニメを押し出した販促を行ったら、好評だった。中東では、量販店ではなく直接メーカーの代理店ショールームで購入するために、リピーターとなってくれる顧客獲得に力を入れている」

 --今後展開する商品は

 「家や部屋、船ごとのソリューション事業を拡大させていく。全社的にもボリュームゾーン戦略として中間所得者層向けの販売を始めており、中東でも現地の生活にあった商品の開発を研究している。消費者目線で『あったらいいな』と思える小物などで、アイデアを提供していきたい」
 

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