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【がんばれ!!ものづくり日本】緊急提言シンポ 不況打開へ 来場者から期待の声

基調講演に耳を傾ける中小企業関係者ら出席者

 中小企業の連携をテーマに3日、東大阪市で開かれた「第2回がんばれ!!ものづくり日本 緊急提言シンポジウムin東大阪」では、地元東大阪はもとより、近畿各地の中小企業経営者や自治体関係者らが基調講演やパネルディスカッションに聞き入った。来場者からは「不況のなか前進しようと思う力をもらった」「ゼネプロ会社という新しい考えを推進する良い機会になった」という声が多く聞かれた。参加した関係者の声をまとめた。

木ノ本晃・木ノ本伸線相談役(72)「かつて国内の企業間連携という役目は大手商社が担っていたが、大企業の海外進出で、その機能を喪失した。企業連携を知る商社OBを活用し若手の育成を進めれば、新しいビジネスチャンスが再構築されるはずだ」

河島信樹・近畿大学リエゾンセンター長(73)「大学は中小企業連携を図る人材育成にどう取り組むか組織づくりが課題。一方、中小企業には従来の一匹おおかみ的経営手法を取る会社も多い。単独、単品では海外市場で勝つことはできない。意識改革も必要になると思う」

安達稔・クラスターテクノロジー社長(65)「異業種技術の融合がなければ、海外との競争に勝つことはできない。ある部品には日本製が絶対必要だと相手に思わせることが良いパートナーシップを得る条件だ。今の若者に夢がないのは企業が夢を持たないからだ。われわれは後継者育成という重要な役割を担っている」

池平美香・日本関西台商協会会長(51) 「堺市でリサイクル会社を経営している。経済が急ピッチで国際化している今、海外との交流が大切。日本には素晴らしい加工技術がある。負けずに自信をもってほしい」

下村治夫・下村産業社長(62) 「省エネ機材製造の仕事をしているが、リーマンショック以降、受注が激減している。中小企業1社で何億円という設備は作れないが、新しい発想で大企業と連携し、政府のバックアップも期待できるというパネルディスカッションを聞き、今後に希望が持てた」

上野顕・帝国ジャック技術部係長(49) 「八尾市で工作機材を作っている。タカコの石崎義公会長のものづくりにかける考え方に感銘を受けた。受注に特化するゼネラル・プロダクション・カンパニー構想はすごい。いまは無理だが将来、参加できれば」

小宮浩尊・ミヤマシナリー社長(64) 「箕面市で工作機械の卸業をしている。今、町工場は受注に困っており、技術を生かす場がない。このままでは展望が開けないと思っていたが、タカコの石崎会長のゼネラル・プロダクション・カンパニーという構想が具体化、浸透すれば、中小企業にとって大きなプラスになる」

野中豊・第一鋼業社長室長(60) 「グローバルな視点で中小企業の将来を考えておられるタカコの石崎会長の話に元気をもらった。ただ、受注が回復していないことと利益も出ていない現状が解消されないことには、中小企業は動けない」

芝本當美子・理健会長(75) 「明石で健康をテーマにした会社を経営している。零細企業なので大手企業との取引では大変苦労してきたので、パネリストのお話には共感した。中小と大手の連携には課題が多い」

【写真説明】基調講演に耳を傾ける中小企業関係者ら=東大阪市(澤野貴信撮影)

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