産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

【がんばれ!!ものづくり日本】緊急提言シンポ ウィンウィンの連携目指せ

パネルディスカッションでは、活発な議論が交わされた

 近畿経済産業局や中小企業基盤整備機構近畿支部、産経新聞社による「第2回がんばれ‼ものづくり日本 緊急提言シンポジウム in 東大阪」が3日、大阪府東大阪市のクリエイション・コア東大阪で開催され、約330人が参加した。テーマに掲げた「連携」に沿って、中堅・中小製造業の生き残り策や支援策について話し合った。

 高圧ポンプのユニットで世界シェア75%の精密機械部品メーカー、タカコ(京都府精華町)の石崎義公会長は基調講演で「多くの優秀な中小製造業を傘下に持つ会社を官民挙げてつくれば、世界中から完成品を受注できる」と提案。特別講演では、商工組合中央金庫の杉山秀二副社長(元経済産業事務次官)が「先を見た戦略で経営することが大事」との見方を示した。

 続いて、関西の中小企業経営者3人が、国の新連携支援制度を活用するなどした自社の連携のケースを紹介。ロボット開発ベンチャー、知能技術(大阪市西区)の大津良司代表取締役は「ロボットはとても多くの技術の集合体」と説明し、ロボットの開発・製造への参加を呼びかけた。

 パネルディスカッションでは、大企業と中小企業の連携をはじめ、連携のあり方を探った。パナソニック電工の宮野孝広副理事は「中小企業とは(下請けのような)縦の関係ではなく、(お互いにメリットが得られる)『ウィンウィン』の関係で付き合いたい」と強調した。


【写真説明】パネルディスカッションでは、活発な議論が交わされた=大阪府東大阪市(澤野貴信撮影)

前の記事:【がんばれ!!ものづくり日本】緊急提言シンポ 中小生き残りへ 変化とスピード »

後の記事:【産創館レポート】アルミのテープでぽっかぽか »

ホーム

キジコネのバナー