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姫路−名古屋・賢島 直通特急 「早い時期に臨時便」 阪神電鉄・近鉄

 阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は17日、姫路−伊勢志摩間や名古屋間などの直通特急について、臨時便・貸切便での運行を検討する方針を明らかにした。20日で開業1年を迎える「阪神なんば線」を活用して、総延長250キロ超とJR以外の私鉄では最長の特急誕生に向け協議が本格化する。

 直通特急は、山陽電気鉄道の山陽姫路駅(兵庫県姫路市)と、近鉄の賢島駅(三重県志摩市)や名古屋駅(名古屋市)などを乗り換えなしで結ぶ。なんば線を介して各駅が1本のレールでつながるのを機に、近鉄側が「姫路までの乗り入れ」「阪神線での特急運行」の実現可能性を打診していた。

 阪神は「三宮駅改装もあって、今は定時ダイヤを動かせないが、臨時や貸し切りならばできるだけ早い時期に考える」(坂井信也社長)と説明し、近鉄や山陽などと協議に入る考えを示唆。定時ダイヤに直通特急を入れるかどうかは三宮の改装後に需要を見極めて判断する。

 直通特急運行では、阪神や山陽のホームや路線に適合する近鉄の特急車両を製造したり、保安設備を搭載する必要が出てくる。運転士の習熟などの課題もあるが、実現すれば、両沿線の観光エリアの活性化などに弾みがつきそうだ。

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