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【産創館レポート】月額3000円で最新マッサージチェア

マッサージチェアのレンタルビジネスを確立した仲島秀豊社長 長引く不況で、消費者マインドが冷え込んでいる。例えば自動車も、所有するよりは必要なときだけレンタルする。そんな現在にマッチしたビジネスモデルとして注目されているのが、マッサージチェアのレンタル事業を行うイナダヘルスケア(大阪市淀川区)だ。

 設立は2008年。きっかけは仲島秀豊社長が経営するコンサルティング会社でのマッサージ機器の販売だった。

 仲島氏がマッサージ機器を自ら販売する中で感じたのが顧客が商品を気に入っても、なかなか販売に結びつかないことだった。原因は何なのか。分析すると、4つの理由があった。

 1つは高額商品のため、良い物だとわかっていても気軽に購入できない。2つ目は、購入してもこの先ずっと使い続けるかどうかわからない。そして次々と新商品、新機能が出てくるのではないかと思うと購入に踏み切れない。最後がアフターケアや処分するときのことを考えると面倒になる、である。

 これらを解決する方法として思い付いたのが、個人ユーザー向けにはなかったレンタルだった。

 マッサージチェアをレンタルするこのサービスの特徴は、最新機種を月額3000円程度の使用料で借りることができ、レンタル期間中は一部の離島を除きメーカーのメンテナンスを無料で受けられる。また、使わなくなれば、レンタルを中止できることもできるが、5年間同じ機器をレンタルした場合は、そのマッサージチェアを手に入れられるのも魅力のひとつだ。

 こうしたサービスが受け、1年3カ月で約2000人の会員を獲得。今後の目標は3年間で会員を1万人に増やすことと、法人向けのレンタル事業としてコイン式のチェアを設置することにより、企業側にも収益になるようなビジネスモデルを開発すること。将来的には健康にかかわる商品の多くをレンタルで取り扱う事業への発展に挑んでいる。

(大阪産業創造館プランナー 北口育代)

【写真説明】マッサージチェアのレンタルビジネスを確立した仲島秀豊社長

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