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【夢よ もう一度 2022招致】(4)宮本恒靖氏に聞く

「もてなしの心」世界へ

 2002年、06年W杯で日本代表の主将を務め、現在はJ1神戸でプレーしながらW杯招致アンバサダーの重責を担う宮本恒靖選手(33)がW杯日本開催の意義や期待を語った。 (聞き手・堀健二)

 --まだ一般的に認知している人が、少ないようにも感じますが

 「今回のW杯で盛り上がったのは、いいタイミングだと思います。日本での大会を見たい人も増えるでしょう。僕としては、世界最高の戦いを再び日本国内で見られる、その熱い戦いに触れることが楽しみ。テクノロジーが日本のアドバンテージになり、招致に有利だというのは十分理解しています」

 --大阪・梅田の「エコスタジアム」が開幕、決勝戦の舞台の候補として挙がっています

 「2007年に日本を離れてオーストリアにいたとき、世界陸上が長居であり、向こうのテレビにもその映像が流されました。『大阪って、お前がいた場所やろ』って仲間に言われて、誇らしく思いましたね。そういう大イベントの開催地になる、しかも開幕、決勝戦をやるのはすごいこと。梅田の構想を知った時は驚きましたが、大阪の歴史の中でもかなり重要なものになると思います」

 --日本で再びW杯を開催する意義は

 「開催国である日本を知ってもらい、興味を持ってもらえる。サッカーだけでなく、世界の中の日本の立つ位置の向上にもつながると思います。2002年の人々の熱狂ぶりは強烈なインパクトがありましたが、子供たちにとって、そこに自分が出る可能性があるとなれば必然的に頑張るし、子供の目線、目標が高くなるのは、すごくいいことだと思います」

 --日本開催の良さをアピールしたいですね

 「日本人は『おもてなしの心』をみんなが持っている。どちらかというと、外国ではサービスにお金が発生するものだと思っている。それを全国民が持っている国でやれるというのは、外国から来た人にとって居心地がいいんじゃないでしょうか。ぜひ、世界中の人々が喜んでくれる大会を実現したいですね」  (おわり) 

 みやもと・つねやす 1977年2月7日生まれ、大阪府出身。95年から2006年までG大阪で12年間活躍した後、オーストリアのザルツブルクへ移籍し、09年からは神戸でプレー。頭脳派DFとして名をはせ、日本代表では通算71試合で3得点。W杯は02年日韓、06年ドイツと2大会に出場。

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 ■W杯招致アンバサダー Jリーグ各クラブが選んだ各1人に、オシム、ジーコ、トルシエの元日本代表監督らの計28人が就任。2022年W杯の日本開催に向けた広報活動などへの参加、招致活動に対するアドバイスを行う。任期は原則として今年12月の開催国決定まで。アンバサダーは日本語で「大使」。現役選手では中村俊(横浜)、長谷部(ボルフスブルク)、宮本(神戸)、中山(J2札幌)ら新旧の日本代表組も名を連ねている。

 

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