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【プロ野球】延長12回 トラ涙雨

巨人7-6阪神 (13日、甲子園)

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 紙一重の差で敗れた。「最後に3ランを打たれるとね…。なかなか追いつけない」と肩を落とす真弓監督。阪神は延長十二回、1死二塁で阿部を敬遠したが、4番手の西村が長野に決勝3ランを被弾。鳥谷の2ランで粘ったが、首位奪取のチャンスは雨中に消えた。

 十分に勝てるチャンスはあった。一打サヨナラの場面は十回。1死2塁で巨人ベンチはマートンを敬遠。新井との勝負に出た。この試合も先制打を含む2安打。上り調子ではあったが、相手には新井の方がくみしやすいと映ったのだろう。

 プライドを胸に打席に立った新井だが、越智の内角の直球に詰まらされ、注文通りの遊ゴロ併殺。「決めたかったけど…」。4番の意地に期待したスタンドはため息と怒号に包まれた。

 四回には5安打を集中し、一時は逆転に成功した。それでも、「あそこで追加点をとっておかないと…」と指揮官。4点を奪い、なお無死二、三塁のチャンスがありながら、後続が凡退。巨人先発の東野を一気にマウンドから引きずりおろせなかったことも黒星の大きな要因となった。

 雨が強まる中、4時間20分の接戦を落とし、ゲーム差は1・5に広がった。球宴前の9連戦の初戦。藤川球は「まだ8試合もあるからね」と強調する。疲労感の残る1敗にならなければいいのだが…。(丸山和郎)

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