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【プロ野球】オリックス 金子千 エースの証明 3戦連続完封

オリックス 5−0 ロッテ (14日、千葉)

 オリックスの金子千が、135球の熱投で今季ここまで4連敗中だったロッテをねじ伏せた。パ・リーグタイ記録の3試合連続完封。前身球団である阪急の350勝投手、米田哲也が1965年に達成して以来、チーム45年ぶりの快挙。「やられっぱなしのロッテに『きょうこそは』と立ち向かった結果」と童顔に会心の笑みを浮かべた。

 最大のピンチは八回。1死満塁で金泰均を迎えた。「相手は4番。打ってくるしかないと思った」。フォークボールを引っかけさせ、遊ゴロ併殺。「空振りをねらった球だけど、最高の結果になった」と喜んだ。

 この日の千葉は、バックスクリーン方向から最高風速11メートルの強風が吹き付けた。一回は「振りかぶると(あおられ)しっかりと投げられなかった」という。二回からは走者なしでも風の影響が少ないセットポジションに。以後は「風のおかげでカーブはよく曲がって落ちた」と厳しい気象条件を味方につけ、粘り強い投球を続けた。

 これで自身は7勝7敗。ようやく勝ち星が負け数に並んだ。「春先の1点取られるとズルズルいってしまった投球を反省して、だいぶん変わってきたんとちゃうか」。岡田監督の信頼も取り戻しつつある。

 チームも勝率5割へ復帰した。「まだ試合は残っている。がんばります」。エース右腕の投球が、オリックス浮上のカギを握る。

(三浦馨)

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