産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

【産創館レポート】攻めの姿勢 ダメもとでPR

回転装置「クーベルターン」 乗用車や移動販売車の販売、内外装の改造などを手がける川口自動車工業(大阪府守口市)は、「ウルトラシリーズ」というブランド名で、LED(発光ダイオード)表示板などオリジナル商品の企画・販売も行っている。

 同社の新商品のPRには特徴がある。費用も手間も時間もかからず、全国に自社商品をPRできる大阪産業創造館の「プレスリリース配信サービス」を使うのだ。これまで8回利用したが、車載用LED電光表示板のPRには特に力を入れた。

 事故やトラブル防止のために10パターン以上の言葉が表示できるなどの商品価値を分かりやすく表現したところ、プレスリリース配信後から電話が鳴り続け、新聞やテレビ、自動車業界誌から取材依頼が寄せられ、正直その反応の大きさに驚いたという。

 「北海道から沖縄まで新聞やテレビを見たお客さまから商品購入の連絡が来るなど、販売に直接つながることが多かったです。何よりも、販路開拓のために営業の電話をしたとき、スムーズに話が進むことが多く、信用度が増しました」と川口晃信社長は話す。

 顧客の必要な文字が入力できるため、介護タクシーでの利用や建設現場、工事車両の安全保全のための使用、独居老人の家での万が一を外部に知らせる警報としての転用など、想定外の取引の話も舞い込み、うれしい広がりを見せている。

 最新商品は、電気やモーターなどの動力を一切使わず、対象重量物を簡単に方向転換させる回転装置「クーベルターン」。回転させたい対象物を乗せ、ブレーキ操作するだけで必要な角度に回転でき、回転速度の調節も可能だ。屋内外を問わず、家庭の駐車場での乗用車や自動二輪車の移動に使えるだけでなく、エレベータ内での車いすやシニアカーの方向転換など、さまざまな利用ができる。

 「中小企業なので、こんな商品をPRしてもムリなどと思わず、ダメもとでPRしてみようという攻めの姿勢が大切なんです。当社は今後も新商品を作るたびにリリースを出していきますよ」と川口社長は前向きな姿勢を崩さない。

(大阪産業創造館プランナー 内田貴美代)

前の記事:【サンソウカンde記者会見】無料ツイッター名刺ダウンロードサイト »

後の記事:【産創館レポート】用途広がる「格安WEB会議」 »

ホーム