産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

家づくりの教科書 NPO塾長が出版

 マイホームを計画中の人に建築の基礎知識から土地の選び方、マネープランまで指導しているNPO「後悔しない家造りネットワーク〈いい家塾〉」(本部・大阪市天王寺区)の塾長、釜中明さん(68)が講義内容をまとめた本を出版した。「家を建ててから『こんなはずではなかった』と後悔する人は多い。この本を読んで、本当にいい家とはどんな家かを知ってほしい」と呼びかけている。

 いい家塾は平成16年にスタート。講義は計10回で、毎月第4日曜日に大阪市北区の市立住まい情報センターで開いている。講師は釜中さんのほか、塾のサポーターの1級建築士や工務店経営者らが担当。これまでに約500人が受講し、塾のサポートで家を建てた人もいるが、「もっと多くの人に家作りに必要な正しい知識をもってもらいたい」と出版を計画した。

 主婦の友社から出版された本のタイトルは『後悔しない! いい家づくりの教科書』。住宅の構造や工法、素材の選び方、断熱の重要性、だれに設計や建築を頼むか―など家づくりのポイントを、具体的なエピソードを交えて解説している。四六判224ページ。価格は1470円。

 吉野スギやヒノキの集散地、奈良県桜井市の製材所で育った釜中さんは24歳の時に独立し、輸入木材の販売会社を設立した。鉄筋コンクリートより木の方が日本の気候風土に適しているというのが釜中さんの持論だが、家作りで苦しんだり後悔したりしている人が想像以上に多いことに気づいたことが、いい家塾設立のきっかけとなった。

 釜中さんは「いい家塾の合言葉は『家、笑う』。少しでも多くの人に、家族全員が健康で、笑いの絶えない家を実現してもらいたい」と話している。いい家塾への問い合わせは電話06・6773・3423。

前の記事:JICA大阪センター 存続へ経済団体タッグ »

後の記事:西松屋 成長戦略 高学年児童の衣料拡充 »

ホーム

キジコネのバナー