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三洋、7四半期ぶり黒字 パナソニック子会社化後初

 三洋電機が28日に発表した平成22年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比9・1%増の3873億円、営業損益が139億円の黒字(前年同期は57億円の赤字)、最終損益が105億円の黒字(同184億円の赤字)だった。最終黒字はリーマン・ショック直前の20年7~9月期以来7四半期ぶりで、昨年末にパナソニックの子会社となってから初。太陽電池の需要拡大という追い風を受け、収益基盤の確立に弾みがつきそうだ。

 太陽電池や充電池などエネルギー部門の営業利益は前年同期の17億円から75億円に拡大し、同社の事業部門で最大となった。特に太陽電池の売上高は国内と欧州で前年同期比約1・5倍に伸長。海外メーカーの参入で今年度は約20%の価格下落が見込まれるが、松葉健次郎取締役は「パナソニックの力を借りて太陽電池のコストダウンを集中的に進めている」と述べた。

 また、海外で需要が伸びているパソコン向けの電子部品が大幅増益となったほか、カーナビなど車載用機器、炊飯器などの白物家電も黒字を確保。同社は「(不採算部門の整理など)構造改革の成果が表れた」としている。

 このため同社は22年度上期(4~9月)の連結業績予想を修正し、営業利益を従来予想の110億円から240億円に、最終利益をゼロから160億円に、それぞれ引き上げた。最終利益を50億円とする通期予想は「欧州の金融不安や米国の景気、為替の動向が不透明」として据え置いた。

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