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牙むく虎 七回一挙6点

阪神6-3横浜 (28日、甲子園)

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 阪神の怒濤(どとう)の攻撃だった。過去3敗。苦手とする横浜の先発清水に封じ込められていた打線が2点を追う七回、牙をむいた。2つの犠打をはさんで8打数連続安打は、すべて単打。一発なしで6点を奪った。ヒーローたちは「みんなの力」とチーム一丸を強調した。
 
 同点に追いつき、なおも無死一、三塁で決勝の適時打を放った城島は一塁ベース上で。さらに関本の適時打で、5点目のホームを踏んだあと2度目のガッツポーズだ。「マートン、新井、ブラゼル、そして金本さんがヒットでつないでくれたおかげ。ボクの打席は外野フライでもいい気楽なところだった」と城島。

 口火をきったのは、不振だったマートン。18打席ぶりの安打に、「ずっと打てないんじゃないかと思った。これまでアドバイスをくれたコーチのおかげ」と頭を下げた。このあと、新井が安打でつないで無死二、三塁の絶好機で同点打を放ったブラゼル。その前、左ひざの裏側に自打球をあて、「打席では集中できたけど、一塁を回って痛みがきたんだ」。途中交代を申し出たが、まさに執念の一打だった。

 全員でもぎとった勝利で首位を死守。貯金を今季最多の14とした真弓監督は「(後半戦スタートを)連勝したんで勢いをつけて、貯金をどんどん増やしていきたい」。5年ぶりのリーグ制覇に向け、指揮官は手応えをつかんだようだ。(三木建次)

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