2010年7月30日
平和の音色届け続けたい 来月12日に戦時下乗り越えたピアノ演奏
戦時下をくぐりぬけたピアノを奏でる「平和の祈りコンサート」が8月12日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で開かれる。大阪府豊能町在住のピアニスト、山田紗耶加さん(53)が3月に続いて演奏するもので、「激動の昭和を生き抜いたピアノで平和のメッセージを届けたい」と話している。
山田さんは5年前から、広島の原爆投下を乗り越えた「被爆ピアノ」を借り受けて平和を祈るコンサートを開催。今回使用のピアノは、昭和10年製造のヤマハ製で、歳月を超えた深い音色と激動の時代を生き抜いたたくましさにひかれ、昨年末に入手。約4千人が亡くなった65年前(昭和20年)の大阪大空襲の日にあたる3月13日には、通天閣でこのピアノを使った演奏を披露した。
今回は終戦の日(8月15日)を前に開催。当日は、バイオリンやコーラス隊などとともに、防空ずきんをテーマに山田さんが作曲した「綿のぼうし」など戦争にゆかりのある17曲を演奏する。
山田さんは「平和コンサートが戦争を考えるきっかけになるよう今後も続けていきたい」と話している。
チケットは一般1500円など。問い合わせは山田さん(電話090・4564・0273)。
(2010年7月30日 10:17)
Category:暮らしと文化
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