2010年8月 2日
球児 冷や汗セーブ 阪神
阪神8-7中日 (1日、甲子園)
◇
一球ごとに体中が熱気を帯びていった。何とか逃げ切った阪神だが、「汗が止まらんかった」と藤川球。うだるような暑さに加え、連夜の熱戦でファンもヒートアップ。九回2死一、二塁のピンチを迎えたが、「あと一球」の大合唱を背に、最後はフォークボールで大島を空振り三振に仕留めた。
3連戦3連投。初戦に続いて八回途中からマウンドに上がった。「本当は(九回まで)我慢したかった」と真弓監督。3点リードの八回、久保田が森野、ブランコに連続本塁打を浴びて1点差。依然として、藤川球へバトンをつなぐ方程式が定まらず、守護神の力に頼らざるをえない。「よう踏ん張ってくれたよ」と指揮官も感謝するしかなかった。
それでも、当の本人は事もなげに言う。「数年前に比べたら全然投げてない。これで打たれたら練習不足だよ」。7月末から中日、巨人、中日と上位とのカードが続くヤマ場。「この9試合は接戦になると思っていたし、ここを頑張れば(シーズン終盤まで)面白いでしょ」。昨季は優勝争いに加われず、士気の高まるマウンドが少なかっただけに、今の状況をだれよりも楽しんでいる。
3日からは甲子園を離れ、真夏の長期ロードが始まる。「一戦一戦、星を落とさないように粘り強く頑張りたい」と藤川球。ベンチが祈るように守護神を見つめる試合は、きっと何度も訪れる。(丸山和郎)
(2010年8月 2日 07:39)
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