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【寅の番】 「死のロード」は過去のこと

 甲子園を高校球児に明け渡し、阪神は「夏のロード」の真っ最中。体力の消耗が心配だが、31日に甲子園に戻るまでの24試合のうち15試合をドーム球場で戦うのは、選手らにとっては大助かり。真弓監督は「ボクが現役のときは、平和台(福岡)とか西宮球場で試合をしたな。ドームは炎天下の甲子園よりいいよ。それに、いまはどこにいっても阪神ファンがいるから心強いね。『死のロード』と呼ばれたのは過去のこと」と話す。

 昔の阪神人気は関西限定。関東で「阪神ファン」は少数派だったが、ここ数年、横浜や神宮球場のスタンドは黄色い法被を着たファンが7、8割も占め、甲子園と錯覚するほどの雰囲気だ。3日から東京ドームで行われた伝統の一戦では、さすがに巨人人気にはかなわないが、「強いトラ」をみようと、いつもより多めの4割が阪神ファンで、応援のボルテージはほぼ互角だった。

 「応援はすごい励みになりますよ。全国、どの球場に行っても阪神ファンの方が大勢こられてますから、アウエーで戦っている意識はないんです。」。こう驚くのは、夏のロード初体験の城島。

 6日からはナゴヤドームに場所を移して中日との3連戦に臨む。「今年は阪神が強いし、関西方面から大勢の方がこられると期待している」とは中日関係者。阪神ナインにとっては心強いはずだ。

 昨夏のロードは11勝10敗と勝ち越した。今年のロード最初のカードとなった巨人戦は1勝2敗。今年も「快適ロード」となるか、それとも…。 (三木建次)
 

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