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EV参入支援へ新法人 大産大など9月に塾開催

「電気自動車塾」で教材として使用する、大阪産業大が製造したフォーミュラーカーのEV(大阪産業大提供) 電気自動車(EV)の開発実績を持つ大阪産業大学(大阪府大東市)が、EV事業への参入を目指す企業と連携してEVの新ビジネスを考案する一般社団法人「E1開発機構」を設立する。活動の第1弾として、EVの基礎学習から組み立てまでを短期集中で実施する全国初の「電気自動車塾」を9月に開催する。

 機構には、20年前からEV開発に取り組んでいる大阪産業大を中心に関西の中小企業数社が参加。事務所は大阪市北区に置く。「E1」には、EVの分野でさきがけとなる新ビジネスを起こすとの思いをこめているという。

 自動車大手の「ビッグスリー」に対し、百社単位のベンチャー企業や異業種からのEVへの新規参入組を意味する「スモールハンドレッド」の視点から、さまざまな事業を企画。関西を拠点に、既存の自動車産業とは違った視点でEVの事業化を目指す全国の企業、研究機関とネットワークを広げ、今後5年間で環境から娯楽に至る幅広いテーマで7件の新事業の立ち上げを目指す。

 第1弾として実施する「電気自動車塾」は9月18~20日、大阪産業大で開催。ものづくり系企業の経営者や技術者を対象に、同大が製作したフォーミュラカーレース用のEVを教材に使う。

 実際にEVを分解した後、再び組み立てを行いながらEVの構造について学び、完成後は同大の敷地内で試走も体験できる。EVの製造が簡単なことを知ってもらい、新規参入を決意するきっかけになることを期待している。

 機構の中心メンバーの山田修・大阪産業大副学長は「活動を通じて関西がEVニュービジネスの中心地となるよう盛り上げていきたい」と話している。

 電気自動車塾は定員5人で現在、参加者を募集している。参加費10万円。申し込みは機構のホームページ(http://www.e1-japan.com/)で受け付けている。

【写真説明】「電気自動車塾」で教材として使用する、大阪産業大が製造したフォーミュラーカーのEV(大阪産業大提供)

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