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よみがえった黒いトラ ダイナマイト打線爆発

阪神12-8横浜 (17日、長野)

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 「太陽を吸収しすぎて暑いよ」。乱戦を制し、阪神の新井が笑顔で汗をぬぐった。懐かしの黒いユニホームを身にまとった猛虎軍団が17安打。投手陣が失点を重ねながらも、終盤にコツコツと得点を重ねる。今季の阪神らしく打ち勝った。

 上下濃紺の黒いユニホームは1948年、49年の大阪タイガース時代のもの。「ミスタータイガース」こと藤村富美男を中心にした攻撃は“ダイナマイト打線”としておそれられた。「黒は強く見えるね」と城島。半世紀あまりの時を超え、その姿は強力打線を売りとする今季の阪神にも相通じるものがある。

 長期ロードに入ってから打線は下降気味だったが、中軸が調子を上げてきたのが大きい。三回に2試合連続となる本塁打を放った新井は「今はいい形でスイングできている」と胸を張る。「4番を中心にみんなでつないで点を取っている」と真弓監督。18試合ぶりの本塁打を含む4安打の鳥谷も「相手チームにとって、嫌な打線になっていると思う」と強調した。

 ただ、「点の取り合いは決していい傾向ではない」と指揮官は気を引き締める。先発メッセンジャーが五回途中6失点で2戦連続KO。信頼できる先発投手は、もはやほとんどいないのが現状だ。それでも首位にいる。最後まで優勝争いを演じていくためには、かつてのダイナマイト打線を彷彿(ほうふつ)とさせる攻撃を続けていくしかない。(丸山和郎)

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