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関西3空港 撤退・減便嘆く声 日航 更生計画案

 東京地裁に31日、提出された日本航空の更生計画案。国内外49路線の廃止が織り込まれた。

●関空
 関西国際空港ではデンパサール(インドネシア)線など国内外6路線の撤退が決まった。関空の国際線は海外の航空会社が路線を引き継ぐが、国内線は撤退・減便の影響で発着回数が7月まで21カ月連続で前年を下回った。関空会社の福島伸一社長は「日航の撤退・減便は関西全体の発展に大きなマイナス要素。一日も早く元気になってもらいたい」と強調した。

 関空の撤退路線は国際線がデンパサールのほか、北京(中国)、広州(同)、香港、グアム(米国)で、国内線が福岡。国内線ではすでに仙台、秋田、旭川(北海道)などが撤退した。

 国際線は、撤退したハノイ(ベトナム)線をベトナム航空が引き継ぐなどしており、デンパサール線もガルーダ・インドネシア航空が増便を発表。しかし、デンパサールは日本人に人気の高いバリ島観光の玄関口だけに、大手旅行会社は「顧客には日本の航空会社利用にこだわる人も多い」と懸念する。

●伊丹
 大阪(伊丹)空港でも松山線と三沢(青森県)線が撤退。三沢空港近くには原子燃料サイクル施設などエネルギー関連施設が集中する六ケ所村があり、多くの社員を派遣する関西電力の関係者は「週末の帰省が難しくなる」と嘆く。

●神戸
 神戸空港は利用者の約4割を日航が占めていたが、5月で完全撤退。スカイマークが12月までに4路線を増便する予定だが、小型機のため、着陸料収入など日航の穴埋めは難しいとみられる。

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