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日清ヨーク、西日本に拠点 兵庫・西脇 月末稼働

完成した日清ヨークの関西工場

 日清食品ホールディングスの事業会社、日清ヨーク(東京都中央区)は31日、兵庫県西脇市に完成した乳酸菌飲料を生産する新工場「関西工場」を報道関係者に公開した。投資額は約40億円で、9月末の稼働開始を予定している。関東工場(埼玉県羽生<はにゅう>市)に続く2工場目で、西日本地区では初の生産拠点となる。

主力飲料 ピルクル販路拡大

 新工場の敷地面積は1万8135平方メートル。鉄骨2階建てで、延べ床面積は5844平方メートル、生産能力は1日当たり6万リットル。

 工場内には乳酸菌を増やす「培養室」や理化学検査などを行う「QC室」のほか、生産工程の制御や生産データ収集、タンクの洗浄を自動でできる「コントロール室」など最新鋭の設備を導入した。今回の新工場では主力の乳製品乳酸菌飲料「ピルクル」「ピルクルスリム」の2品目を生産する。

 同シリーズは、沖縄県を除き全国展開はコンビニエンスストアで販売している500ミリリットルサイズのみ。スーパーなど量販店で展開する65ミリリットルと1リットルサイズについては、首都圏を中心とする関東・東北地区に限られていた。

 新工場の稼働で、供給量や物流面の課題が解消されることから近畿、中部、九州など、西日本地区の量販店での販売拡大を図る。平成24年度の売り上げは、21年度比で50%増を見込む。

 また、生産量の拡大に備えて西日本地区での営業を強化するため、大阪市と岡山市、福岡市に3営業拠点を設置。西日本地区では一部のスーパーなどで65ミリリットルと1リットルサイズの商品の販売を始めており、10月と11月には1カ月限定で65ミリリットルサイズの5本・10本パック商品に1〜2本を増量するキャンペーンを行う。

【写真説明】完成した日清ヨークの関西工場=兵庫県西脇市(田村慶子撮影)

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