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猛虎20安打 首位守った

阪神11-5広島 (5日、マツダスタジアム)

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 集中力が切れてもおかしくない炎天下のグラウンド。阪神が20安打11得点の猛攻で首位を死守した。「連敗していたし、どうしても勝ちたかったからね」とマートン。今季18度目の猛打賞の活躍で、打線を引っ張った。

 七回に5点を返され、大勝ムードが一変した直後の八回、値千金の適時打を放ったが、これが175安打目。来日1年目の外国人としては、1997年に174安打を放ったクラーク(近鉄)を超える歴代最多を記録。敬虔(けいけん)なクリスチャンらしく、「神様に感謝です」と笑った。

 来日前、駐米スカウトのシーツ氏からは日本で成功する一番の条件として「修正力」と助言を受けた。その言葉をかみしめ、対戦した投手の配球から審判の特徴にいたるまで、ノートに細かいメモを記している。失敗を繰り返さない理由だ。

 連日の猛暑にはさすがに苦笑いを浮かべるが、練習スタイルを変えることはない。「いいスイングさえ心がけていれば、長いシーズンで結果はついてくる」。多少の好不調の波はあれど、自分の力を信じ、黙々と練習に取り組んでいる。

 この日でチーム5人目となる80打点にも到達した。シーズン200安打の期待も高まるが、「記録のためにプレーしているわけじゃない。チームの勝利に貢献するプレーがしたい」とマートン。次は中日との首位攻防戦となるが、ベンチにとっても、安打を量産する助っ人の存在が何とも心強い。(丸山和郎)

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