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JR西「ランナーズプラス」競争激化で伸び悩み 集客へ巻き返し

12日でオープンから1年を迎えるランナーズプラス=大阪市都島区(藤原直樹撮影) JR西日本が大阪城公園(大阪市中央区)近くで運営するランニング愛好者らにシャワーやロッカーを提供する施設「ランナーズプラス」(同市都島区)が、12日で開店から1年を迎える。関西最大級の規模を誇るが、ライバル店との競合激化などで7月末現在の利用者数は当初目標の3~4割程度の約4500人と苦戦している。JR西は、1カ月の利用を無料にするキャンペーンなどで巻き返しを図る。
 
 ランナーズプラスは、JR西の調査で大阪城公園を利用するランナーがランニングブームの影響で約2万人いるにもかかわらず、公園の周辺にシャワーやロッカーが少なかったことから、JR京橋駅近くの遊休地に設置された。

 シャンプーなどを備えたシャワーが男女用各4基あり、更衣ロッカーは男女用各72個、シューズロッカーは144個設置されている。会員になれば専用ロッカーを使うことができ、手荷物を持たずにランニングを楽しむことができる。

 利用料金は更衣ロッカー会員が1カ月6500円、シューズロッカー会員が4500円、1カ月に6回利用できる一般会員が3200円。1回ごとの利用は700円。ランニンググッズの販売などもある。

 鉄道会社がランナー支援事業を行うのは初めてで、オープン当初は注目を集めた。ところが、JR森ノ宮駅近くのランニング用品販売店「ランウオークスタイル」(同市中央区)が同様のサービスを展開しているほか、ミズノも今年1月、ミズノ大阪店(同)の地下1階にシャワー室やロッカーを備えた「ランニングステーション」を開設するなど競争が激化。ランナーズプラスの利用料金が競合店よりやや高めだったこともあり、利用者数は伸び悩んだ。

 このため、JR西は新規入会者の入会月の利用を無料にするキャンペーンを12月末までの期間限定でスタートさせた。また、ランウオークスタイルが定期的なイベントを開催して人気を集めていることもあり、ランナーズプラスでも今月26日に、専用のポールを持ってウオーキングする「ノルディックウオーキング」の体験イベントを開くなどして、集客に努めている。

 JR西は「ランニングブームはまだ継続している。ランナーの需要をしっかりと取り込める施設にしていきたい」としている。

【写真説明】12日でオープンから1年を迎えるランナーズプラス=大阪市都島区(藤原直樹撮影)

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