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エイコーとコイズミ照明 省エネ型照明で提携 関西中堅企業の会が取り持つ

 事務機器の販売などを行うエイコー(大阪市中央区)と、照明器具メーカーのコイズミ照明(同)が一般の蛍光灯より省エネで長寿命の「冷陰極管(CCFL)蛍光灯」など省エネ型照明分野で業務提携したことが8日、分かった。エイコーは、コイズミ照明から器具の供給を受け初の国産CCFLをオフィスや工場、店舗などの照明として販売。コイズミ照明は部屋の空間設計の提案など営業面でもノウハウを提供する。

 エイコーとコイズミ照明の親会社、小泉産業(同)のトップは産経新聞社が事務局を務める「関西中堅企業の会」のメンバーで、今回の提携は会の活動を通じて実現した。

 提携によってエイコーが自社開発し、今月から主に国内の業務用照明として発売したCCFLに、コイズミが器具を提供。さらにCCFLの営業に社員を同行させ、顧客に合わせた照明デザインや空間設計について助言する。エイコーはCCFLを含む環境分野の売上高について、今後1年間で約20億円を目指している。

 また、コイズミはエイコーの販売ルートを活用してLED照明を販売。小泉産業は「現在は家庭向けが主力だが、エイコーが販路を持つ業務用でもCCFLとの相乗効果でLED照明の顧客を獲得したい」と話している。

 エイコーは昨年8月に海外製のCCFLを販売。しかし、品質面のトラブルが相次いだため、「自社開発に踏み切った」(山田五十一<いそかず>社長)。

 具体的には、各部品をすべて国内メーカーに委託して製造する新たな国産CCFLを企画。山田社長は昨年秋、関西中堅企業の会で親交のあった照明・家具メーカー、小泉産業の小泉純名誉顧問らに相談し、コイズミ照明との提携にこぎつけた。

 エイコーは今月16〜17日、大阪市中央区の本社で商品展示会を開催。CCFLのほかコイズミのLED照明を展示し、省エネ型照明の利用法などについてセミナーも開く。

 関西の有力成長企業で作る関西中堅企業の会は、昭和51年に産経新聞社の提唱で創設。今回のように会員同士の連携を取り持ったケースとしては、昭和61年にうどんチェーンの両国食品とサンドイッチのグルメが合併し、グルメ杵屋が誕生した例がある。

冷陰極管(CCFL)蛍光灯 一般の蛍光灯が電極を加熱して電子を放出して光を発するのに対し、CCFLは電極間に高電圧をかけて電子を放出。パソコンやテレビなどの液晶画面のバックライトとして使用されている。一般蛍光灯40ワット形と同程度の明るさで消費電力が約27ワット。寿命は一般蛍光灯の約1万2千時間に対し、約4万時間。LED(発光ダイオード)蛍光灯に比べ、価格を約3分の1に抑えられるなどの特徴をもつ。

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