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Qちゃん母校 再建 大阪学院大陸上部 元実業団ランナー入部/高校駅伝の"名将"迎える

 Qちゃんの母校、再建へ-。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんを輩出した大阪学院大(大阪府吹田市)が、長らくの低迷にあえぐ陸上部の再生に向け、強化に本腰を入れ始めた。実業団の強豪に在籍した経験を持つ選手が昨年入部したのに続き、今春には高校駅伝で実績のある指導者が新監督に就任。大学側は「高橋さんがいた強い時代の再来を」と期待を膨らませている。

 1967年創部の陸上部は、主に女子長距離で実績を挙げ、全日本大学女子駅伝にこれまで16回出場。高橋さんが3年生だった93年には過去最高の8位入賞を果たした。しかし高橋さんの卒業後、成績は下降線をたどる。2002年には全日本出場を逃し、連続出場が14回で途切れたほか、実業団に進んだ卒業生も目立った成績を残していない。

 このため大学側は05年、陸上部を強化クラブに指定し、再建へ向けてさまざまな策を講じてきた。昨年入部した風間友希さん(24)と田中悠里さん(22)=ともに2年=は以前、ワコールと三井住友海上にそれぞれ在籍していた元実業団ランナー。今年の春には、熊本・千原台高を指導し、全国高校女子駅伝で3度の準優勝に導いた志水貢一氏を監督に迎え入れた。昨年の都大路で準優勝した兵庫・須磨学園高の主力メンバー2人も加わり、「駅伝日本一に向けてのスタートが切れた」と船本修三部長は話す。

 もっとも、5年ぶりに出場した昨年の全日本で、大院大は25校中21位と強豪との実力差を見せつけられた。関西には、大学レベルでは突出した力を持つ佛教大と立命大が君臨し、この「2強」に追いつくのは容易ではない。それでも志水監督は「うまくいけば全国でも台風の目になれる」と近い将来への手応えを口にし、学生ランナーとして再起を懸ける風間さんも「チャンスをもらったので生かしたい」と闘志を燃やす。

 全日本の予選を兼ねた関西学生対校女子駅伝は25日、神戸市内で行われる。Qちゃんの後輩たちは強豪にどこまで食い下がれるか。 (細井伸彦)
 

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