(125コマ) 中央区難波4 BAR「はなのや」
扉を開けると、ノスタルジックな女性の歌声が聞こえてくる。戦前の日本のジャズソングのようだ。壁には美空ひばりの映画ポスターが張られ、奥のステージにはミラーボール。カウンターに座ってメロディーに耳を傾けていると、日ごろの疲れが抜けていくよう。
華やかなネオン街で見つけたBAR「はなのや」は、なつメロ&チンドンの店として6年前にオープンしたが、今月からカラオケをやめ、なつメロ専門のバーにリニューアルされた。
「なつメロの店だと言っても、若いお客さんはやはり(カラオケで)新しい曲をリクエストします。もう一度戦後の日本を支えた大衆音楽、なつメロの良さを見直してもらいたくて」と、オーナーの華乃家ケイさんは説明する。
店内は、カウンターとテーブル席が3つ。20人も座ればいっぱいになってしまうが、アットホームな雰囲気がいい。流れている音楽はなつメロでも、お客さんの年齢層は20代から70代と幅広い。
オーナーにお薦めの曲をリクエストすると、平野愛子さんの「港の見える丘」をかけてくれた。「デートしたとき聴いたなあ」と青春を懐かしむ人や、「初めて聴いたけどいいね」と話す人など、お酒とともに話がはずむ。秋の夜長にはなつメロが似合う。
営業時間は午後6時30分から同11時30分まで。土・日・祝日休み。チャージ料1000円。ドリンク1杯500円から。
(2007/10/11) |